Harcsa Veronika
             and
             Gyémánt Bálint

             Lifelover

                2013/12/11 release

Lifelover

Harcsa Veronika [ハルチャ・ヴェロニカ] - vocals, piano (12)
Gyémánt Bálint [ジェーマント・バーリント] - guitar

Music written by Harcsa Veronika and Gyémánt Bálint.
Lyrics by Harcsa Veronika.
Everybody's gotta learn sometime written by James Warren, rearranged by Harcsa Veronika.

Recorded in 2013 at Pannonia Studio, Budapest.

-Track list-
1.Lifelover
2.Moss and Lichen
3.Stop Haunting
4.Go On Swimming
5.Interlude
6.Huddle Yourself Up
7.Perilous
8.Lacs
9.Glisten
10.Saying No
11.Drive Into The Sun
12.Everybody's Gotta Learn Sometime
13.Come As You Are(Nirvana)-For my Lover(Tracy Chapman)-Stay(U2) [bonus track]

発売日 2013年12月11日
品番 WHACD-15
価格 2,000円(税抜価格)
発売元 ウェアラバウツ・レコーズ

Lifelover

『Speak Low』(2007)、『You Don't Know It's You』(2008)でジャズ・ボーカル・シーンの話題をかっさらったハンガリーの歌姫、ハルチャ・ヴェロニカのニュー・プロジェクトは、彼女がリーダーを務めるトリップホップ・バンドBin-Jipのメンバーでもあるギタリストのジェーマント・バーリントとのデュオ作となった。
ヴェロニカのエモーショナルなボーカルは健在で、そこにコンテンポラリー・ジャズ・ギタリストであるバーリントの一風変わったギター・プレイがサポートする美しくもユニークな作品。その様はハンガリー版タック&パティといった趣だ。
ハンガリー国内ではテレビ出演やファッション誌の表紙を飾るほどの人気者であるヴェロニカだが、音楽への探究心、挑戦する姿勢には目を見張るものがある。アコースティック・ジャズ・カルテットで成功を収めた後はクラブジャズ・テイストの『Red Baggage』(2009)を、続いて前述のトリップホップ・バンド、Bin-Jipの『Enter』(ウェアラバウツ・レコーズ/2011)でビートの効いたエレクトロ、ロックへ歩み寄った。そしてこのニュープロジェクトである。本作はデュオということもありボーカルへの比重はこれまでになく高いが、独特の歌唱でそれを見事に昇華させている。ジャズをベースにしているもののオーソドックスなそれではなく、どちらかというとロック的な楽曲をジャズの土俵で表現するようなニュアンスが感じ取れる作品。ゆえにジャズ・ファンだけでなく、若い世代のリスナーにもアプローチできるだろう。
本アルバム『Lifelover』はドイツの老舗ジャズレーベルTraumtonからのリリースも決まっており、ヨーロッパを中心に話題になること必至。
日本盤ボーナストラックにはライブレコーディングによるニルバーナ「Come As You Are」、トレイシー・チャップマン「For my Lover」、U2「Stay」のメドレーを収録。

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